「昭和音楽大学」の大学概要・カリキュラム・入試の最新情報をご紹介!
公式ページ(画像出典元):https://www.tosei-showa-music.ac.jp/
I. 大学概要
昭和音楽大学は、音楽学部(昭和音楽大学)、音楽研究科(昭和音楽大学大学院)、音楽科(昭和音楽大学短期大学部)を擁しています。
1. 建学の精神と教育目的
- 建学の精神: 「礼・節・技の人間教育」
- これは、礼(礼儀)、節(節度)、技(技術・技能)を身につけ、高い品性とコミュニケーション能力を持った音楽家・音楽人を養成することを意味します。
- 大学(音楽学部)の教育目的: 広く知識を授け、音楽を中心としたさまざまな領域に関する技能、理論、および応用を深く教授研究し、広い視野と高い識見を持つ人材育成を行い、文化の向上と社会の福祉に寄与すること。
- 短期大学部(音楽科)の教育目的: 音楽を中心とした専門の技能、理論を深く教授研究し、実践的能力を備えた教養豊かな人材の育成をもって、文化の向上と社会の福祉に寄与すること。
2. 沿革と所在地
- 起源は1930年4月に創立された下川圭祐声楽研究所にあります。
- 1984年4月に昭和音楽大学が開学し、東京声専音楽学校が昭和音楽短期大学(現:昭和音楽大学短期大学部)と改称されました。
- 2007年4月にキャンパスを**新百合ヶ丘(神奈川県川崎市)**に移転しています。
II. 学科専攻一覧
1. 昭和音楽大学 音楽学部
音楽学部は、音楽芸術表現学科と音楽芸術運営学科で構成されています。
| 学科 | コース一覧 | 備考 |
|---|---|---|
| 音楽芸術表現学科 | 作曲・音楽デザインコース、サウンドプロデュースコース、指揮コース、声楽コース、声とことばの創造表現コース、ピアノ演奏家コース、ピアノ指導者コース、ピアノミュージッククリエイターコース、ピアノ音楽コース、オルガンコース、電子オルガンコース、弦・管・打楽器演奏家コース、弦・管・打楽器コース、ウインドシンフォニーコース、ジャズコース、ポップ&ロックミュージックコース。 | |
| 音楽芸術運営学科 | アートマネジメントコース、舞台スタッフコース、ミュージカルコース、バレエコース、音楽療法コース、音楽教養コース。 |
- 注: ポップ&ロックミュージックコースは、2023年度よりポピュラー音楽コースから名称変更されています。
2. 昭和音楽大学大学院 音楽研究科
| 課程 | 専攻 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 修士課程 (修業年限2年) | 音楽芸術表現専攻、音楽芸術運営専攻 | 2専攻を設置。現代のニーズや学生の多様なキャリアの可能性に対応。 | |
| 博士後期課程 (修業年限3年) | 音楽芸術専攻 | 音楽療法の博士号を取得できるのは日本の大学では本学のみ。 |
3. 昭和音楽大学短期大学部 音楽科
| コース一覧 | 備考 | |
|---|---|---|
| デジタルミュージックコース、サウンドプロデュースコース、声楽コース、声とことばの創造表現コース、合唱指導者コース、ピアノコース、電子オルガンコース、弦・管・打楽器コース、ウインドシンフォニーコース、ジャズコース、ポップ&ロックミュージックコース、バレエコース、音楽教養コース、音楽と社会コース | 音楽と社会コースは主にシニア世代の方を対象としている。 |
III. 教育の特色
1. 実践と専門性の追求
- カリキュラム構成: 専門科目、教養科目、外国語科目の3種で構成され、専門性を活かした本学独自の科目も用意されています。
- 専門科目(選択): 多ジャンルの専門コースを設置しているため、11分野の科目群から分野の境界を超えた選択履修が可能であり、学生の可能性を広げます。
- 副科実技: 主専攻と異なる楽器や実技を学べる副科実技が充実しており、器楽、声楽、作曲、ジャズ、ポップ&ロックまで幅広い科目を網羅しています。大学では最大6科目、短大では最大4科目まで履修できます(2023年度)。
- ソルフェージュ教育: 多様な専攻コースの学生に対応するため、プレイスメントテストでクラス分けを行い、基本、聴音・視唱、鍵盤、総合の4種のソルフェージュで基礎能力を確実に身につけられるよう徹底されています。
2. 舞台芸術と環境
- 豊富な公演実習機会: 学内の本格的な劇場テアトロ・ジーリオ・ショウワをはじめ、最新設備を備えたホールやスタジオを駆使して実習を重ねます。舞台スタッフコースの学生は、大学主催公演のうち年間で約15公演に参加します。
- 演奏家育成: ピアノ演奏家コースでは90分の実技個人レッスンが設定されており、4年次には協奏曲の演奏が必修となります。
- ウインドシンフォニーコース: 吹奏楽指導の分野で全米一の名声を誇るユージーン・コーポロン氏をはじめ、国内外の一流の奏者、指揮者を招聘し、世界的な潮流に触れながら数多くのステージ経験を重ね、吹奏楽のスペシャリストを育成します。
3. 語学・ICT・サポート体制
- 外国語教育: 英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語の4種の外国語科目があり、必修として1ヶ国語を選択します(コースにより指定あり)。特にミュージカルコースでは、英語に特化した専門科目「ミュージカル・イン・イングリッシュⅠ・Ⅱ」が必修とされているのが特色の一つです。
- ICT教育の推進: 2022年度入学者から全員にタブレット端末を貸与し、授業やレッスンでオンライン受講も想定した学修環境および教育体制を整備しています。
- 学生サポート: クラス担任制度、複数名のカウンセラーが相談を受け付ける学生相談室、授業や勉強に関する悩みに専任教員が応じる学修さぽーと(オフィスアワー)があります。
- 学修成果の可視化: 大学・短大全学年で、主科実技試験の際に教員が記述したコメントを学生にフィードバックする**「所見フィードバック」**が実施されています。
4. キャリア・資格支援
- キャリアサポート: 1年次からスタートし、全員面談を実施するほか、インターンシップの機会を全学に拡大する「フィールドインターンシップ」などのキャリア科目が設置されています。
- 資格課程: 教職課程(中学・高校教諭一種免許状〈音楽科〉、短大は中学教諭二種免許状〈音楽科〉)、司書課程、学芸員課程の3種の資格課程が設置されています。音楽と社会コース、バレエコースは教職課程を履修できません。
- 音楽療法コース: 日本音楽療法学会の認定校であり、所定のカリキュラムを履修すると認定音楽療法士の受験資格が得られます。
IV. 入試情報(2024年度および2026年度入学者選抜要項の情報を含む)
昭和音楽大学では、受験生のニーズに応えるべく多様な選抜制度を設けています。
1. 主な入試制度
| 入試制度 | 概要 | |
|---|---|---|
| 総合型選抜 | 建学の精神に基づき、資質や能力を多面的に評価。試験の結果、不合格となった場合、2回を上限に再受験が可能。 | |
| 特待生選抜 | 入試成績優秀者に対し、学費の一部を免除する制度(免除額は5種類設定)。受験方式は「対面式」のみ。一般選抜または学校推薦型選抜と同時出願が可能。 | |
| 学校推薦型選抜 | 一般選抜より試験科目が軽減される。本学が専願であることが条件。 | |
| 一般選抜 | 本学で行う一般科目を受験するか、または大学入学共通テストの成績を利用するかを選択できる。 | |
| 社会人選抜 | 豊かな社会経験を有し、勉学意欲旺盛な社会人(入学時満25歳以上)を対象とする(大学のみ、音楽芸術運営学科の一部コース)。 | |
| その他 | 外国人留学生選抜、長期履修学生制度(短大のみ、バレエコースを除く)。 |
2. 受験・出願の特徴
- Web出願: インターネットを利用したWeb出願(願書の取り寄せは不要)。
- 受験方式: 特待生選抜など一部を除き、「対面式」または「オンライン式」を選択して受験が可能。
- 実力診断(無料): 8月に実施(対面式のみ)。診断で基準に達した科目は、総合型選抜で試験が免除されます。
- 併願制度: 大学と短期大学部の併願が可能。
- 学費支援: 学費支援奨学金や長期履修学生制度(短大)は、どの入試制度においても申請できます。
- 評価方法: すべての選抜方法において、「入学希望理由書・活動報告書」の提出が必須であり、面接で活用されます。また、英語能力を評価するため、外部検定試験のスコア提出を求めています。
3. 2026年度 入学者選抜日程(対面式)
| 選抜制度 | 募集人員(大学/短大) | Web出願期間(抜粋) | 試験日程(抜粋) | |
|---|---|---|---|---|
| 総合型選抜(第1回) | 140名 / 35名 | 9/5(金)~ 9/9(火) | 9/21(日) | |
| 学校推薦型選抜(公募) | 80名 / 20名 | 11/1(土)~ 11/6(木) | 11/19(水)・11/20(木) | |
| 特待生選抜(第1回) | 50名 / 5名 | 11/1(土)~ 11/6(木) | 11/19(水)・11/20(木) | |
| 一般選抜 | 30名 / 10名 | 1/6(火)~ 1/12(月) | 2/3(火)・ 2/4(水) | |
| 社会人選抜 | 若干名 / ― | 1/6(火)~ 1/12(月) | 2/3(火)・ 2/4(水) |
